Housing complex
カレッジコート京都下鴨東
完成年 | 2017.1 |
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用途 | 寄宿舎 63室 |
所在地 | 京都府京都市 |
主要構造 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上5階 |
敷地面積 | 735㎡ |
建築面積 | 418㎡ |
延床面積 | 1557㎡ |
京都御所の北東に位置した敷地に建つ食事付き学生寮である。
中⼼地のにぎわいから少し離れており、良好な学⽣⽣活を送るのに適しているので、学⽣達が学ぶために籠る空間、そして仲間と集える空間といった行為に対応するような開きつつ閉じるような空間を持ち、この場所に馴染むような建築を目指した。
建物外観は、京都の厳しい景観規制により周囲との色彩の調和及び建物頂部を勾配形状とすることによる周囲との連続性が求められた。そのため、格子やガラス手摺及び袖壁のリブによりファサードヴォリュームの分節を図り、周囲から突出しないよう配慮した。
また頂部の勾配屋根の軒先にリン酸処理したL型鋼を用いることで、外壁タイルとの色彩調和を図ると共に、薄くすることでエッジを際立たせ、水平ラインを強調した繊細なイメージを与えている。
建物アプローチから敷地奥に食堂を配置し、そこまでを路地と名付けた通路を設けて学生を誘導させる。
その路地は洗い出し舗装をベースとし、延段や踏み石、木製格子等による日本的な空間要素によりデザインし、場所ごとに異なる性質を持った5つの庭を設けている。
それぞれの庭には、腰掛け可能な植鉢や景石、行灯照明などを設け、路地によってつながる風景に変化を与えると共に、食堂やエントランスは開口部を介して内と外を緩やかにつなげている。