現場のご紹介(新宿区 共同住宅)
2021.11.30
今回ご紹介する現場は今年5月に着工した新宿区の共同住宅(賃貸)です。
着工から約半年が経過した現在の姿がこちら。
敷地面積は約3000㎡、写真からはみ出すくらい大きいです。
奥の出っ張り、いかにも物置みたいなスペース、ここにも共同住宅が1棟建ちます。
杭工事が終わり今は基礎~地下1階床の工事中です。
ここで少しピットの話を。
ピットは基礎梁で囲われています。
梁は構造耐力上重要な部分なので穴を開けるにはいくつかのルールがあります。
その一つが開口補強です。
人が通るルートや設備配管のルートにはあらかじめ管を通してその周りを補強する必要があります。
それがこちら。
これは人が通る人通口です。
大きそうに見えますが直径60cm。
ちなみに有名な京都の安井金比羅宮、縁切り縁結び碑の穴は直径約50cmだそうです。
私は怖くて通れませんでした・・・これではピットに入れませんね。
これは設備配管用です。
後で「足りないからもう一つ開けよう」とは出来ないので事前の検討が必要です。
最後に最新の写真を一枚。
たくさんの方々が働いております。
当たり前のことですが、こんなに大きい建物でも人の手で作ってるんだなーと実感します。
現場の皆様、竣工までどうぞよろしくお願いします。
ooshima