秋も一段と深まり、朝夕は冷気が身にしみる季節となってまいりました。
現在、練馬区で共同住宅の現場が進んでおります。
ファミリータイプ27戸のRC造 5階建ての建物です。
現場は2階床の型枠工事中です。
7月の着工から杭打ち、基礎工事を経て、ようやく建物の外形が姿を表しました。
今回の外部仕上げのメインは打ち放し仕上げです。
打ち放し仕上げで重要になる部分の一つはパネル割です。
パネルの割り方次第で建物の表情は大きく変わってきます。
パネルのサイズは下記の2つを採用されることが殆どです。
600mm×1800mm×厚さ12mm
900mm×1800mm×厚さ12mm
パネルを縦に使うのか、横に使うのか、サッシの位置とパネルの関係性をどうするか、目地をどこに設定するのか など色々な検討が必要になります。
打ち放しというと、シンプルな完成形をイメージされることが多いと思いますが、シンプルを形にするには、実は様々な検討を要します。
そのため、工事を進めていくうえで、施工会社とのコミュニケーション(信頼関係)も重要な要素となります。
今回の計画も施工会社との様々な打合せを経てパネル割を決定しました。
型枠が外れた時にどのような表情を見せてくれるか楽しみです。
Shimada