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小平にて木造耐火の現場がすすんでいます

2021.06.30

東京都小平市にて、木造軸組工法・耐火建築物の有料老人ホームの工事がすすんでいます。

3階建で延床面積は1800㎡。

建て方が始まりました。

エレベーター廻りの鉄骨が組み終わり、木躯体にかかり始めたところです。

上棟は7月末あたり。

 

木造耐火ができるようになったのは、意外と最近で2000年の法改正によります。

本件は、国交省の告示に基づく仕様にて設計しており、火災で構造部材が燃えないように強化石膏ボードで被覆します。

壁には21㎜×2枚の強化石膏ボードを両面に貼るため、柱が120角であれば壁厚は最低204㎜になります。

建物が出来あがったときに構造材の木を見せるようにはできないのですが、足に感じるやわらかさ・温かさは やはり木造ならでは。

 

来週の現場は2階の柱が立ち上り、木の香りに包まれていることと思います。

楽しみです。

 

現場の近くには、妹島和世設計の「なかまちテラス」があります。

公民館と図書館の機能を一体化した生涯学習施設で、カフェもありました。

現場に通いながら小平の楽しみが少しずつ増えていきます。

 

akikusa

 

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