日本デザインの各分野を代表するデザイナーの原画、あるいはデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型などをここで展示しています。
開展してから、私は2回21_21 DESIGN SIGHTへ行き、各デザイナーのスケッチを拝見してきました。
先生たちの考え方を私なりの発想で皆さんとシェアしたいと思います。
デザイン能力の蓄積
デザインの構想、プランの概念図など、松永真さんはすべてこの1年1冊のアイデアノートに記録してありました。
実施設計だけではなく、鈴木康広さんはノートに自分の面白いアイデアを記録して、日常の見慣れたものに新鮮な切り口を与えていらっしゃいました。
デザインアイデアとデザイン細部の検討
原研哉さんは見開いた本を大きな紙一面に載せることにより、一面で、細部(図面、写真と文章など)を検討できるようにしました。
随時に、頭に浮かんだアイデアを記録するため、佐藤卓さんはA6サイズの紙にデザインスケッチを描きました。
プロダクトデザイナーとして、材料の検討とても重視すべきだと思います。今回の展覧会で深澤直人さんが何回を試作も繰り返されていたことに、心から感動しました。
私の考え
今回の展覧会で、デザイン能力が高いデザイナーになりたいならば、デザインの能力を日常的に鍛えること、デザインへの飽くなき追求の精神が不可欠だと改めて実感した次第です。
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